事業承継の補助金|設備投資に使える制度を解説
公開日: 2026年06月22日
事業承継のタイミングで「設備投資」も考えたい中小企業の方へ
後継者への引き継ぎや、M&Aによる事業の譲り受けは、中小企業や個人事業主にとって大きな転換点です。この機会に、老朽化した機械や設備を新しくしたい、業務を効率化する新たな取り組みを始めたい、と考える事業者は少なくありません。一方で、承継には専門家への相談費用や設備投資など、まとまった資金が必要になります。
そうした負担を軽くするのが、国の「事業承継・M&A補助金」です。ここでは、事業承継にあわせた設備投資などに使える制度を、枠ごとに整理して紹介します。
事業承継・M&A補助金(15次公募)で使える枠
いずれも対象地域は全国、従業員数の制約はなく、中小企業者・個人事業主が対象です。受付終了は2026年7月24日です。
事業承継促進枠(設備投資に使える枠)
- 何に使える:事業承継やM&Aに際して行う設備投資等や、新たな取り組みにかかる費用
- 補助率:2/3以内または1/2以内
- 上限額:1,000万円
承継を機に機械・設備を導入したい場合に中心となる枠です。設備投資を伴う取り組みを検討している方は、まずここを確認するとよいでしょう。
専門家活用枠(買い手支援類型/売り手支援類型)
- 何に使える:M&Aの相手探しや交渉などで専門家(仲介・FA等)を活用する費用
- 補助率:2/3以内または1/2以内
- 上限額:800万円
専門家活用枠(小規模売り手支援類型)
- 何に使える:小規模な売り手側がM&Aで専門家を活用する費用
- 補助率:2/3以内
- 上限額:450万円
廃業・再チャレンジ枠
- 何に使える:事業の廃業や再チャレンジに伴う費用
- 補助率:2/3以内
- 上限額:300万円
事業承継促進枠や専門家活用枠と併用して申請することもできます。併用する場合は、それぞれの枠の事業として申請する点に注意してください。
申請までの一般的な流れ
補助金は「申請すれば必ず受け取れる」ものではなく、事前の準備と審査があります。一般的には次のように進めます。
- 公式サイトで公募要領を確認し、自社の取り組みがどの枠に当てはまるかを把握する
- 承継・M&Aの計画や、設備投資の内容・見積もりなど、申請に必要な資料を準備する
- jGrants(電子申請システム)から必要事項を入力し、書類を添えて申請する
この補助金では、申請期日の前日・当日に申請が集中する傾向があります。不備の指摘や修正のやり直しに対応できるよう、申請期日の5営業日前(2026年7月16日)までの提出が推奨されています。早めの準備を心がけましょう。
なお、申請内容の作成を有償で第三者に依頼する場合、依頼先は行政書士(または行政書士法人)に限られ、行政書士証憑・委任契約書の提出が必須です。詳細は各枠の公募申請の手引きで確認してください。
まとめ:自社に合う補助金は「悩みを書くだけ」で探せます
事業承継は、設備投資・専門家活用・廃業など、状況によって使える枠が変わります。どれが自社に当てはまるか分かりにくいときは、「かわさき補助金みっけ」が便利です。「事業を引き継ぎたい」「設備を入れ替えたい」といった悩みを書くだけで、条件に合う補助金を探せます。まずは気軽に検索してみてください。
===END===この記事で紹介した補助金(公式リンク)
- 中小企業生産性革命推進事業_事業承継・M&A補助金(15次公募)_専門家活用枠(買い手支援類型/売り手支援類型)締切 2026-07-24
- 中小企業生産性革命推進事業_事業承継・M&A補助金(15次公募)_事業承継促進枠締切 2026-07-24
- 中小企業生産性革命推進事業_事業承継・M&A補助金(15次公募)_専門家活用枠(小規模売り手支援類型)締切 2026-07-24
- 中小企業生産性革命推進事業_事業承継・M&A補助金(15次公募)_廃業・再チャレンジ枠締切 2026-07-24
リンク先は公式ページです。公募状況・要件の最終確認は必ずリンク先でお願いします。
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